夏の遊びで数学的脳育を実現しよう!
こんにちは!脳科学インストラクターおかみつるです。

暑い日が続く夏、
みなさんはお子さんとどんな遊びをしていますか?
砂場遊びや水遊び、
お散歩や室内での手あそびなどいろいろ工夫されているママも
多いと思います。
そんな中でどんな遊びが子供の成長にいいのかな?
とふと疑問に思ったことはないですか。
もちろん、すべての遊びはお子さんの経験となり知恵となるので
いろんなことにチャレンジして頂きたいですが、
今日は脳育の観点から、お子さんに是非やってほしい!
”夏におすすめの脳育遊び”とその根拠についてお伝えします。
そもそも『脳育』とは
脳の様々な部位を刺激し、育んでいくことを指します。
日々ママやパパとお話をしたり、おもちゃを触ったり、音楽を聴いたり、抱っこしたりという行動は子供の心を満たし、脳の様々な部分が刺激され、才能を無限に伸ばすといわれています。
※黄金期は0~3歳
脳にたくさん刺激を与える遊びは様々ありますが、
そのなかでも脳科学を勉強した私が
一番おススメしたい夏の遊びは”水遊び”です!
それはなぜでしょう?
水遊びは脳の中でも立体や数値を認知する頭頂葉を刺激するため、脳育を助け、
数学的才能を開花させるうえで大きな役割を果たす
という事がわかっているからです。
では詳しく見ていきましょう。
①数字の認知がスムーズ?学校の勉強がラクになる
数学的脳は、脳の真ん中の後ろ当たり、
頭頂葉の中で視空間認知と呼ばれる部分を育てることで
才能を伸ばすことができます。

頭頂葉は見たものを認知し、脳の中で処理を行ううのですが、
これが長けていくと立体を理解したり、
立体を作り上げたりすることが出来るようになります。
私の娘は中学生なのですが、
この部分を遊びを通して育てたことで、
私でもわからないような図形の問題をスラスラ解いています!
先生の説明を聞く前から、図形の特徴をパッと認識出来るのですが、
同じ問題でもこの部分が育まれていない子は理解するまでに何倍もの時間がかかったりするんです。
図形の面積を求めたり距離を求めたり、
数学的な部分に直結するのがこの前頭葉なので、
この部分を刺激してあげていたかいないかは、
後々とても大きな差を生むことになるんです!
②触れる!感じる!体験は言葉の理解力もアップさせる
頭頂葉を育てること=頭頂葉にあるシナプスをたくさん結合させてあげること
なのですが、
これを促進させるのが”触感を鍛えること”なんです。
たくさんの図形に手や全身を使って触れることが大事になっていきます。

ですので水遊びのなかでも「金魚すくい」や「宝探しゲーム」などで
”何かを掴んでとってくる”
という経験をさせてあげてください。
これらは何かまでの”距離”や何かの”感触”、とってくるという”経験”を
楽しみながら理解できるので、
数学的シナプスの結合をグっと促進させてくれるんです。
シナプスが結合すると、同時に言葉の認知も大きく進むので、
先生の話を早く理解したり、行動にうつしたりということも得意になっていきます。
③月齢別!数学脳を作る具体的な脳育遊び
具体的には水遊びの中でも、どんな遊びがおすすめなの?
②の項目でも少し触れましたが、
月齢によって身体能力に差があるため、
月齢別に”脳育的にこれはおすすめ!”というゲームと、
天候や日差しが強すぎて外へ出られなかったときの室内遊びを紹介します。
(季節問わず楽しめます!)
【屋外】
0歳~「お水でちゃぷちゃぷ」
1歳~「水中宝さがし」
2、3歳~「おさかな釣りゲーム」「ペットボトルで作るジョーロ遊び」「水鉄砲」
【室内】
「室内用砂場」「ねんど&スライム遊び」「ブロック」
どれも手に触れ、
生きてきた中で経験したことのない触感を体感することが出来るゲームや遊びです。

”冷たい!””やわらかい”なども大事な経験。
どんな遊びをしようかな?と思っているママは月齢に合わせて是非実践してみてくださいね!
脳育を早くから始めた私の生徒さんの中には、
『一歳半でひらがなを全部読めるようになった』
『パズルを組み合わせることができる』
というような実績も出ています。
「やるか」「やらないか」が大きな差であり、
それはパパママの判断にゆだねられていますが、
私は脳育的に「やる」ことをおススメしたいです。
もちろん個人差はありますが、
脳科学を味方につけ、数学脳を育てることは、
お子さんの将来において大きな武器となります。
お子さん自身の可能性を大きく広げるきっかけにもなるので
日々の生活の中に”脳育遊び”を取り入れてくださいね。
きっとお子さんの未来が変わっていくはずです!